ワタシの仕事に対する意欲は、波があるように思う。
やる気がものすごくあるときと、イマイチやる気が無い時と。
で、今はやる気が無い・・・。



中国にいると、物価差があるので一見良い暮らしをしているような錯覚に陥る。
例えば、ワタシの住んでいる家はかなりデカイ。
一人暮らしなのに150平米くらいはある。通勤3分で、家賃3万円。
まー都会では無いので、あまり面白くない所なのだが、悪くは無い。
こんな感じで、中国での生活は結構良い。
中国に出してくれた会社に感謝である。(ホントに)




・・・ところがだ。
やはりワタシはサラリーマンであることには変わらない。
頑張って働いたところでワタシが裕福になるわけではない。
今良い暮らしができているのはあくまで一時的な話。
いずれ日本に帰ったらまた働き蜂になる。


ワタシは小さいながらも一拠点の責任者であり、日中の行動は自由だ。
何をしようと勝手。結果さえ出せばよい。
そして良い流れが出来てきたと感じている。


けれども精神的にはあまり自由を感じていない。
やはりサラリーマンなのだ。
会社に尽くした分だけ、それに見合った給料はくれるでしょう。ワタシの会社は良い会社だ。本当に。
けれどもそれはしょせんサラリーマンのレベルでの給料であり、お金の面での不安は今後もなくならないだろうし、「雇われている」という精神的な縛りは解けることは無い。









実のところ、ワタシは仕事がしたくない事を肯定しようとしているのではない。
自分の思いを吐き出すことで、再度仕事へのやる気を取り戻したいと思っている。
なぜなら、責任者であるワタシはいくらでも堕落できるから。
勤務時間の8時間ずっと会社の仕事に集中できなくても、例えば6時間は会社の仕事に集中し、2時間は違うことに集中するでもいいと思っている。
けど、やる気の無い時は何もやる気が無い・・・
以前なら周りに人もいたから、やる気が無くとも何とか仕事はこなした。
ところが今は違う。やらなくても良い環境にある。
ワタシは多くの仕事を先延ばしにしている。なぜなら時間はあるから。
矛盾のようだが、やはり人間時間のある時の方が仕事を後回しにする。
これはイカン。堕ちてきている。




ワタシは『一人立ち宣言』をするのではないか?
こんな状態で一人立ちすれば、仕事も怠惰になり、結局サラリーマンに戻ることになるのは目に見えている。しかも転職すれば給料は下がる。
この会社で働いても今後の給料はだいたい見えている。
けど、給料のために働くのなら、工場にいるやる気のない中国人と同じではないか。



今の環境は自律さえできれば、勉強できる事はたくさんあるはず。
中国人のマネジメント
中国でのマーケティング
中国でのリスク管理
・・・


会社のために働いていると思わず、会社が与えてくれた環境で、自分の勉強をしよう。
よし。ちょっとやる気が出てきた。
今日も1日がんばろう。