自戒

恥をしのんで書きます。



上海でぼったくりに会いました。
完全にワタシが油断していました。
中国語でしたが、声をかけられついていき、ビールを飲んで14万円。
いかがわしいサービスを受けたこともあり、弱みはありました。
もともとの請求金額は32万円。
怒鳴られ、押し倒され、それでも値切って14万円。



ワタシは今回3つ過ちを犯しました。
1.知らない人を信用してしまったこと。
2.甘い話を信じてしまったこと。
3.店を出たあと、店の情報を記録し忘れたこと。




以外に問題として大きいのが3番目。
ネットで調べると、結構ぼったくりの被害はあり、公安に届けて解決する例があるようです。けど、住所がさっぱりわからないので(途中タクシーで移動した)店を特定できず、文句を言う手段もありません。
結局泣き寝入り。。。




ワタシはきっと育ちがいいのでしょう。あまり人を疑ってかかることをしません。日本にも悪い人はたくさんいますが、ひどい目にあったことはありません。
そのため人に対する甘さがありました。
そして、ひどい目にあったことが無いから、もし遭遇した時どう対処すべきかも知りません。




ワタシは怖いおっちゃんとの交渉中、考えたことは「いくらまで値切れるか」この1点でした。
けど、ぼったくりのことを知っているなら、考えることは「この場をどう切り抜け、あとからどう取り返すか」ということになります。
そもそも起きてしまった事に対して、どれだけ「被害を少なくするか」と「どう取り返すか」だと、考え方が全く違います。
相手は詐欺みたいなもんですから、泣き寝入りは良くないです。



個人的に中国は悪いところだとは思っていません。
(たしかに色々ある国ですが。。。)
特に、「中国でやっていこう」と覚悟をもって来ているのですから、悪い面ばかり見ていても建設的な仕事はできません。いい部分も悪い部分も受け入れないといけません。
けど、ワタシは中国限らず、世の中の悪い面に目をつぶっていたように思います。だから、ひっかかるし、被害にあったところでどうしていいかわからない。





ワタシのこの危なっかしく、おめでたい性格を知っている嫁は、事の始終を話したところ「それで済んで良かったね」と。


高い授業料でしたが。
でも、めげませんよ。