「ゆとり」のあと

「もう辞めたい」
これは日本のスタッフからの話
最近、こんな暗い話が多い気が・・・


こっちの話は、この前の中国人と違い重傷でございます。。。




自分のやりたいことがわからない、見つからないと言う人は多いと思います。
でも、それはそれでいいのではないかと。何やりたいかわからないからサラリーマンやってるわけで。


それで、会社の目標に自分の目標を重ねるんだと思います。
それに共感できれば頑張れるんだと思います。



でも、会社自体がやりたいこと、目指す方向性がわかって無かったら・・・?




これ、よくある気がします。
なんせこの超低成長で、デフレの世の中。人口が減り長期的には衰退していく国です。
すでに競争過多のなか、現状維持すら難しい。
そこでどんな未来が描けるのでしょうか?

もちろんどんな世の中でも伸びている企業はあります。
ただ、一般論として社会が収縮していく中、方向性を見失っている人、企業は少なくないように思います。



人はたくさん雇う余裕はないから一人ひとりの負担は大きい。
いくら頑張っても売上が上がらないんだから評価もされない。給料も変わらない。
「私はいったい何のために働いてるんだろー??」ってなりますよね・・・



ワタシはさっさと中国にこれてよかったと思っています。
ワタシの会社では、若い人材をどんどん採用しています。
古い業界の専門商社ですが、社員50人ほどの日本で平均年齢は20代と思います。


かれらは今後どうなるのでしょうか?
国内で営業マンをやっていても、会社が伸びないのだから個人の成長も遅いです。
だからと言って海外といっても、各国で優秀な人材が育ってきています。彼ら以上に高いレベルでないと派遣する意味がありません。そもそも日本人だからといって優秀な訳じゃありません。


これからは物だけじゃなく、人までもどんどん境目がなくなっていくでしょう。
そして、これはワタシの会社に限った話ではないはずです。



ゆとり世代だとか言われている彼らに待ち受けているのは超競争社会なのかも。


もっとも、人の事言えないけど・・・