堕落・・・??

中国での営業はヒマであります。
罪悪感を感じるくらい。。。


午前中はほぼ事務所にいて、午後数件の客先を回って終わり。



日本の時はどうだったでしょうか。
始業時間の1時間半前には出社し、変えるのは終業時間の2時間、3時間後だったような。
毎日毎日12時間、13時間働き、お客さんのわがままと格闘し、ひたすら電話で話をしていたように思います。日本での営業の思い出は、車の中でひたすら電話をしていたような・・・


もちろんそれが良いとは思いません。
何度も、「仕事に振り回される人生でいいのか??」と疑問に思ったものであります。


で、こっちに来たら。。。
ワガ社のスタッフは始業開始のほぼちょうどか若干遅れてきて、帰るのは仕事が終わる時間が過ぎてちょっとしたら。残業なんてしません。
それで仕事がちゃんと終わってるならいいのですが、そうゆうわけでもなく・・・


これはワガ社だけの現象かと思いきや、そんなことないようです。
中国だけでなく、タイにせよフィリピン、ベトナムにせよ、赴任したら思うように仕事が進まない状況はどこも同じようです。


結局赴任者にとっては、現地スタッフの協力なしには仕事が進まないので、日本人があーだこーだ言おうと本人が変わらないことには何も解決しません。
ところが価値観がそもそも違うので、意識を変えようと思ってもこれは難しいものがあります。



いつもイライラ怒ってばかり、ある日気づいたら怒っているのは自分だけ。
で、3年もしたら慣れて周りと同じになっちゃった・・・
なーんて話もあるようですが。(実際ぐーたら日本人赴任者も見たことあります)




たしかに自分が慣れてしまうのは楽チンです。
他人を変えるのは難しいです。というかできません。本人が気付かない限り。
じゃあどうすべきか。
当たり前のことを、ちゃんとやることが大事なのでしょう。きっと。
これは時間がかかると悟りました・・・。


中国人にしても、日本人の「毎日掃除をする」「ちゃんと挨拶をする」「時間を守る」という姿勢は評価していますし、実際に真似をして変わる例も多くあります。
ワタシが流されず、凡事徹底することが大事なのでしょうね。