スナックの女の子の話

昨日は、日本人向けスナックの女の子とデート。


古い町並みが有名な西塘というところへ行ってきました。
http://www.xitang.com.cn/



もともとは木曜日に行ったスナックで初めて会った子だったのですが、酔った勢いで誘い、土曜日に一緒に遊びに行きました。
下心は無きにしも非ずでしたが・・・ 話をしていて変な関係を持つよりも、知り合いでいる方が有益と思い手はつけづに我慢しておりました。



この女の子、水商売をしているとはいえ実は自分で店を持っています。
セーターなどを売っています。ただ、どちらかと言うとセーターの販売がメインではなく、毛糸を売ってお客さんに子供向けの服の作り方を教えるのがメインとか。
お客さんは自分で仕事をしている人がほとんどで、休みの日などにお店に来てせっせと編み物しているようです。

昨日も彼女のお店に行きましたが、4人ほど女性が編み物してました。
後で話を聞いたら、1人が母親(店番)。残り3人はお客さん。2人は自分で会社をしていて、1人はダンナが会社を経営しているとか。


こんな商売うまくいくのか??と思うものですが、固定客は結構いるようで。
手作りの服を子供にあげると、子供が幼稚園なり学校なりで「これお母さんに作ってもらったの!」と自慢するらしく、お母さんは頑張るし、口コミで客は増えるしと・・・ その分休みが無いと嘆いていましたが。


お店での給料は毎月5,000元程度。工場の中国人課長クラスでしょうか。悪くないです。
最近失恋したので、夜は寂しいから水商売を始めたとのこと。
なお、働いているスナックのママは編み物の店のお客さんだとか。




彼女は23歳にして会社を持っており、自分の家も買っています。
稼ぎとしてもまあまあ良い方ですが、それは今の話。昔は大変だったそうな。
家はもともと地元の農家で、貧乏だったと。しかも姉さんは病気で寝たきり。
8歳から親の内職の手伝いをし、ぬいぐるみを作っていたとか。
その素養があったのか、17歳から編み物を始め18歳にして自分の店を出してます。


ただ、いきなり稼げるわけもなくずーっと2,3の仕事を掛け持ちしながらやっていたようです。
3年くらい前からお店の調子が良くなったとのこと。



そんな彼女も今では個人のネットワークに多くの会社経営者がいます。
若くしていろんなことをやっている人ばかりです。
類は友を呼ぶというやつでしょうか。




一緒にデートのつもりでしたが、仕事の事ばかり根ほり葉ほり聞いてしまいました・・・


経験に投資するとはこんなことを言うのでしょうか。
せっかく中国に来たので、いろんな中国人と話をしてみたいものです。