ワタシの仕事ってなんだろう・・・?

中国にいる駐在員の仕事って何でしょうか・・・
時々考えます。


ワタシの会社は、中国以外にもフィリピン、ベトナムと拠点があります。
ベトナムの場合は、まだ現地スタッフのレベルがあまり高くないことも有り、客先(製造業)の担当者も日本人である事が多いです。
そのため、当然我々も日本人が現場営業マンとして動きます。
それはそれで自然でしょう。



ところがですね。。。こっちの客先はもう殆ど中国人が出て来ます。
となると、当然中国人同士でやってもらった方が話は早いわけで。。。
そもそもワタシ中国語話せないし・・・



ただ、社内の管理面や、営業の攻め方などに関しては非常に不安な部分が多く、その補強のためにもワタシは来ているのですが、仕事のほとんどは中国人スタッフがやります。
・・・となるとワタシ自身はヒマでして。非常に。


ただ、ヒマだからと言ってあーだこーだ言ったりやったりするのも、中国人スタッフにとっては面倒なこと。
これを赴任してからまだ2カ月もたっていませんが、結構考えていたのですよね。





で、最近思いました。ワタシの仕事は社員のモチベーションを維持させることではないかなーと。
ワタシの会社のスタッフは、、、(といっても2人しかいませんが、ここには。)やる気がありません。


気持ちはわかります。
給料が上がる見通しがないですから。
この発展している中国において、自分の給料がどうしたら上がるかわからないのは、致命的ともいえます。


多くの中国人にとって、日系企業は安心感のある反面、「つまらない」と感じているようです。
実際、ワタシのスタッフも日系企業の同業者から今より良い給料で来ないか誘われたらしいですが、先が見えているので断ったそうです。



今日昼ごはんを食べながら、歩合の話をしたら「是非導入してほしい」とのこと。
やはりみんな自分の成長を望んでいます。
そしてその成長の結果が給料に反映されるって言うのはとても自然なことと思います。
実際、多くの中国人がそう考え、多くの中国企業では歩合を導入しています。



・・・ただし、一般社員のワタシに、給与体系を買えるまでの権限があるでしょうか?
まー多分ないでしょう。
でもやるだけやってみます。


何もしなければ彼はすぐにでも去るでしょう。




そんなわけで、ワタシの仕事は将来的な成長戦略を見せ、社員がやる気を持って働ける環境を作ることではないかなーと思ったしだいであります。