中国の製造業訪問

ここのところ、中国のローカル製造業のところへ訪問しています。
理由は、日系企業の外注先の紹介です。


我が社の元社員が、色々と人脈があり、それを頼って紹介してもらいました。
明日、お客さんと同行訪問なのですが、その前に下見ということで各社回っています。



今まで、何度か中国の製造業の工場を見ていますが、第一印象は汚い!
本当に日本の工場は綺麗だと思います。
5Sとか言って、本当にきれいにしています。

で、こっちは汚い。本当に。
「掃除しているのか?」と思ってしまう。
そこらじゅうに何かが置いてあるし、ゴミなのか製品なのかもわからない。
工具類も油まみれ。
これじゃあ物も無くなるだろうし、品質管理もどうなんだ・・・ と思ってしまいますが、そのあたりは彼らにとっては別問題かもしれません。




中国の技術レベルは上がってきているとはいえ、現実問題中国の競争力は労働力の安さだと思います。
汚い工場とは言っても、よく見てみると「安く作る」ことは徹底しています。
夏は過酷だろうなーと思われるエアコンの無い工場、アナログの計測器、等‥
安く作るという観点からみれば、さすがです。


ただ、これから当然もっと品質を上げろ、と言う話になるでしょうし、すでに元高基調で輸出企業は苦しくなってきています。
中国企業もこれからが大変になって来るでしょう。




ワタシもまだプロと言えるほどでは無いですが、日本の工場は色々と見て来ました。
この知恵をローカル企業に少し入れることができれば、飯のタネなるかなーとちょっと思いました。