仕組

ワタシの会社は94年から中国に出しています。
結構古くからやっていると思います。
けど、規模的には泣かず飛ばずと言ったところ。


この間どれだけ中国が成長したかは周知のとおりですが、我が社はたいして伸びていません。


それなのに、ワタシの会社のベトナムの拠点は設立6年程度ですが、会社をけん引する存在になっています。
めちゃくちゃ伸びています。


この違いは何なのでしょうか?




ワタシが思うに、ベトナムは「日本のやり方」が通用するからではないかと。
客先も日本人。仕入先も日本人。だから我々商社の営業マンも日本人で成り立ちます。


中国は日本のやり方が通じません。
というか、日本のやり方をやっていたのでは伸びません。
これが最近私の感じるところ。
ベトナムだったら、「俺の言うとおりにしろ」で良いかもしれません。
中国では無理です。「中国には中国のやり方がある」と切り返されます。
また実際に、日系企業でも多くのポジションを中国人が担当していますから、その「中国のやり方をやる」と言うのは理にかなっていると言えます。



・・・ところが、日本の本社が分かってくれないんですよね〜


けど、何となくわかりました。
ワタシは日本企業の良さは取り入れますが、中国に会った会社に変えて行こうと思います。



仕組みは作ります。
けど、運用は任せる。


これが、ワタシの会社を伸ばす方法であり、中国人にとっても良いやり方なのではないかと。